第74回九州地区大学体育大会 硬式野球 決勝戦
こんばんは!
3年マネージャーの岡村です。
11月15日(金)vs九州共立大学の日程が、国分運動公園野球場にて行われました。
結果は以下の通りです。
【共】110 000 200 | 4
【北】000 050 31× | 9
ついに、決勝戦となりました。
優勝を目指し鹿児島へ遥々来た我々の有言実行もすぐ目の前のところまできました。北九州インカレ、2度の春季リーグ戦の優勝決定戦と優勝を目の前で3度逃してきたこの学年、今日こそは優勝を掴み取ろうと一層気合を入れて挑みます。
本日の声出しは柴田(3年・長崎東)、松本(3年・延岡)。そして最後は小林(3年・勝山)のリレーで締まります。
初回から長打を許すなど相手の強打線に捕まり、先制を許します。2回表にも先頭打者に二塁打を許すとその後犠打で進塁を許し、適時打で2点目を許します。
一方、北九大の攻撃は福岡六大学でも成績を残している相手エースに歯が立ちません。初回に中村一(3年・佐賀北)、3回裏には若松(3年・宮崎商業)が安打を放つも後打者が繋ぐことができません。
先発投手が連戦で連投にも関わらずテンポよくアウトカウントをとります。投手の活躍に野手も鼓舞されたのか、5回裏の攻撃、北九大がようやく動きます。福田(2年・矢上)が四球で出塁すると次打者の進塁打により二死二塁とします。片山(3年・岡山学芸館)が右前に綺麗に打球を運びます。すかさず片山が盗塁を決め、さらに次打者が四球をもらい、二死満塁の好機を作ります。ベンチの勢いに背中を押されたのか主将の中村一が本日2本目となる安打を放ち、二点適時打とします。さらに相手中堅手が捕球に手間取っている間に二塁まで進塁に成功します。北九大の勢いは止まらず、小畑(2年・壱岐)が死球をもらい出塁し、再度満塁の好機を作ると相手野手も動揺したのか二打席連続野手失策により出塁、その間に生還し、この回合計5点を追加し、【共】2-5【北】で勝ち越しに成功します。
点をとった次の回も油断は許されません。「この回0でいけば勝ちが見えてくる」のベンチの声かけもあり、進塁を許すもののきっちりも守り抜き、6回表も0点で抑えます。
しかし7回表の九共大の攻撃、2つの野手失策により出塁した走者をうまく繋がれ、2点を失います。
【共】4-5【北】の1点差で迎えた7回裏の北九大の攻撃、投手陣を援護するためにも1点こそ欲しい北九大。ここはやはり好調の中村一が流れを作ります。中村一、小畑の単打、成尾(2年・宮崎大宮)のフェンス直撃の中越三塁打の連続安打で一挙2点を追加します。さらに相手投手の暴投も相まりさらなる追加点を挙げ、【共】4-8【北】で突き放します。
8回からの継投策が功を奏し、相手打線を沈黙させます。北九大ペースで試合を進めることができます。
さらに8回裏には、先頭打者の若松が振り逃げにより出塁すると、続く片山、牧(2年・熊本工業)が連続安打を放ち、ダメ押しの1点を追加します。
最終回の守備、緊張感が漂います。
しかし、マウンドに立つ投手は冷静に淡々と抑えていきます。そして最後は見事な球で見逃し三振を取り、三死試合終了。【共】4-9【北】で、第74回九州地区大学体育大会は北九州市立大学が優勝いたしました。
今回の九州インカレには3年生のほとんどがベンチに入り、挑みました。リーグ戦など3年生全員がメンバーとして公式戦ユニフォームを着て公式戦に出場することはなかなかないため、貴重な機会となりました。終始3年生らしいお互いを思いやるベンチの雰囲気で、しかしそのムードがプレーをする選手たちを鼓舞し、選手たちもベンチの声に応えるプレーを見せ、そのお互いへの思いが優勝に繋がった要因でもあると思います。
このインカレ優勝を確実に次へ繋ぎ、
次は春季リーグ戦で優勝しマウンドに集まれるよう今後の冬練に精進いたします。
【今日のヒーロー】
左:チームを鼓舞した日南(3年・廿日市)
右:4打数3安打2打点2得点と主将としてプレーで引っ張った中村一(3年・佐賀北)
【次回の試合のお知らせ】
11月16日(土)
vs西日本工業大学S
13:00試合開始
@西日本工業大学野球場
以上を予定しております。
本日は応援して頂き有難う御座いました。
本日を新たな出発点とし、さらに成長いたします。
今後とも引き続き応援よろしくお願いいたします。
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