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第32回全九州大学野球選手権大会準決勝 vs日本経済大学

こんばんは。3年マネージャーの阿部です。


第32回全九州大学野球選手戦大会準決勝

10月28日(火)vs日本経済大学の日程が、みずほPayPayドーム福岡にて行われました。


結果は下記のとおりです。


【北】200 001 002|5

【経】000 000 000|0


【経】¦●平口、中村 — 澤岻

【北】¦○山下薫、宮原 — 福田


本日は、野球人なら誰もが憧れる舞台・みずほPayPayドーム福岡での一戦。広いスタンドには、西南学院大学の選手をはじめ、保護者や卒業生、そして多くのファンの皆様が駆けつけ、北九大ナインに熱い声援を送ります。

試合前の円陣は、1年生・古謝(岡山学芸館)を中心に組まれました。彼が持ってきた言葉は——「弱音は吐くな、噛み砕け。」苦しい時間を乗り越えてきたチーム全員がこの言葉を胸に刻み、準決勝の舞台へと挑みます。


試合は初回から動きます。先頭打者の古謝が粘りの末に四球を選び取ると、続く田中悠(2年・新宮)の打球は、遊撃手正面へのゴロ。しかし、体当たりの滑り込みで一塁を駆け抜け、判定はセーフ。執念の内野安打でチームに勢いをもたらします。次打者が犠打で走者を送り、二死二・三塁の好機。ここで中尾(2年・広陵)が一塁方向へ鋭い打球を放ちます。打球は捕球失策により転がる間に、三塁走者・古謝、続く田中悠が相次いで本塁へ生還。相手の失策を突いて、北九大が先制に成功します。


続く裏、先発のマウンドには、大舞台での登板経験も豊富な山下薫(3年・鹿児島玉龍)が上がります。

準々決勝でコールド勝ちを収めた強豪打線を相手に、ひるむことなく力強い投球を披露し、危なげない立ち上がりで野手陣を鼓舞します。


さらに5回裏、北九大は守備からも流れを作り出します。先頭打者の放った強い当たりを、二塁手・牧(3年・熊本工業)が逆手で好捕。体勢を崩しながらも一塁へ送球します。やや乱れた送球となりましたが、一塁手・本田(1年・戸畑)が見事な捕球を見せ、アウトをもぎ取ります。以降も走者を背負いながら、野手陣の堅実な連携が光り、スコアボードに0を並べます。


6回表、北九大は流れを攻撃にも繋げます。黒田(2年・福岡大学附属大濠)が左中間に二塁打を放つと、小畑(3年・壱岐)が右前適時打で返し1点を追加します。


7回からは、北九大の二枚看板の一角・宮原(3年・必由館)がマウンドを引き継ぎます。力強い直球と多彩な変化球で打者を翻弄し、安定した投球を披露。3回を無安打無失点と、日経大打線を完璧に封じ込みます。


9回表の攻撃、この回も黒田の安打から流れを引き寄せます。後打者成尾(3年・宮崎大宮)が右翼手越えの適時二塁打を放ち1点を追加。さらに牧が打撃でも魅せ、左前適時打で追加点。この回計2得点を奪い、点差を5点に広げます。


そして9回裏、宮原は最後のマウンドでもその意地を見せます。途中出場の遊撃手・梅﨑(3年・長崎日本大学)が落ち着いて遊ゴロを捌き、まず1死。続く打者の深い遊飛も好判断で処理し、2死。最後は宮原が渾身のストレートを投じ、空振三振。ベンチから大きな歓声が上がる中、【北】5-0【経】で勝利致しました。


完封勝利で勢いに乗る北九大。明日はついに、頂点を懸けた決勝戦。相手は日本文理大学。

これまで幾度となく、歓喜の輪を見つめてきた山下薫輝世代。あの憧れの景色を、今度は自分たちの手で掴み取る時が来ました。神宮への切符を懸け、最後まで北九大らしく全員野球で挑みます。


〜本日のヒーロー〜


左:持ち前の守備力で投手を援護した牧(3年・熊本工業)

中:6回無失点の投球で勝利投手の山下薫(3年・鹿児島玉龍)

右:適時打を放ち4番の意地を見せた小畑(3年・壱岐)


〜次回の試合のお知らせ〜


全九州大学野球選手戦大会決勝

10/29(水)vs.日本文理大学

13:00試合開始

@みずほPayPayドーム福岡


今後とも変わらぬ応援のほどよろしくお願いします。

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