top of page

第32回全九州大学野球選手権大会準々決勝再試合

こんばんは。

3年マネージャーの古俣です。


第32回全九州大学野球選手権大会2回戦再試合

10月27日(火)vs九州共立大学の日程が、筑豊緑地野球場にて行われました。


結果は下記のとおりです。


【共】¦010 100 000 │ 2

【北】¦003 100 00× │ 4


【北】大石、川副、○髙山ー福田

【共】●佐々木、井生、稲川ー松山


昨日の試合は予想外の結果で終わりましたが北九大の勢いは消えることなく、それ以上のやる気に満ちた雰囲気が溢れます。


本日は、誰もが予想していなかった2年生黒田(2年・福岡大学附属大濠)が円陣を組みます。

「野球には"まさか"があります。」と、これまでを振り返りながら、本日の試合も最後まで何があるか分からない、諦めない試合を期待する声掛けで拳を合わせ、再び挑戦が始まりました。


本日は、大石(1年・別府鶴見丘)が今季初の先発投手を担います。初回、緊張からか先頭打者に死球を与え犠打で繋がれますが、落ち着いて要所を三振に抑えます。

2回表、先頭打者に右前安打を浴びると、安打や失策が重なり1点を先制されます。そして次打者が放った打球は、惜しくも送球が間に合わず内野安打で出塁を許し一死満塁。

しかし守備陣が持ち堪え、この場面で併殺打とし1失点に留めました。


一方、本日授業を受けてから出発した応援組が2回裏の攻撃と同時に到着すると、そこから形勢が大きく北九大に傾きます。


早速中尾(2年・広陵)が四球を選び取り出塁すると、次打者本田(1年・戸畑)が打球を捉え始め、粘った末に左前安打で続きます。相手投手の制球が乱れ、死球を浴びて二死満塁の好機が訪れましたが、ここは惜しくも内野ゴロに終わります。


先発投手大石の緊張もほぐれ、3回表を三者凡退に抑えるとその裏、北九大打線は再び一番打者から始まります。

古謝(1年・岡山学芸館)が左前安打で出塁すると、犠打、黒田の中前安打で繋ぎ、一死一、三塁。北九大が球場の雰囲気を作ると、四番小畑(3年・壱岐)が三年の意地で魅せます。勢いよく放った打球は左越三走本塁打となり、一気に【共】1-3【北】で勝ち越しました。


この野手陣の奮闘に応えたい4回表、制球が乱れると打線を繋がれすぐさま1点を返されます。これ以上の失点が許されない中、北九大は継投策を図ります。

ここで起用された投手は、本大会より1年ぶりの公式戦復活を果たした川副(3年・長崎日本大学)。待ちに待った川副の登板にベンチ、スタンド共に誰もが期待を込めます。

しかし、二者連続で四球が続きあっという間の一死満塁の危機を迎えます。何度も優勝決定戦を経験し、これまでのリーグ戦では沢山の悔しい想いを経験してきた彼は、ここで終わりません。

次打者を三球三振、続く打者を飛球に打ち取り、1点差を守り抜きました。

この復活劇にベンチ、スタンド、スタッフ全員が彼に拍手を送り、より一層勢い付いた北九大の4回裏。

先頭打者福田(3年・矢上)が安打で出塁すると、東野(3年・嘉穂)が犠打を試みます。一塁に間に合ったかと思われましたが惜しくも一死。二塁進塁のみ成功します。

この好機で古謝に打順が回ると、3年生の奮闘に続いて粘りを魅せます。何度も打球を捉えて10球目、打球を上手く運び右前適時二塁打とし1点を追加します。


【共】2-4【北】となり5回表、継投手川副が調子を取り戻します。球を捉え始める相手打者に対して二者連続三振を奪い取ります。次打者の打球は右前に落ちかけますが、右翼手中尾の身体を張った守備で三者凡退に守り抜きました。

6回表では、先頭打者が放った打球は右翼手前の難しい位置に落ちかけましたが、二塁手牧(3年・熊本工業)が意地で追いつき二飛とします。その後も野手陣の堅い守りで投手を援護し、この回も無失点に抑えます。


7回表より、髙山(2年・東福岡)が継投しますが不安定な立ち上がりとなります。

一死一、二塁の場面、打球は運悪く髙山の足元に当たり安打になるかと思われましたが、遊撃手田中悠(2年・新宮)のカバーが功を奏し進塁打に留め、怪我の治療明け、気合いの投球で最後は投ゴロに抑えました。


8回表では内野手陣の好守備で三者に抑え、9回表。2点差を未だ保つ北九大の最後の守りとなります。


昨日4点を返され、悔しい想いをした分、本日はより一層の気合いが入ります。

先頭打者を見逃し三振に抑え順調な出だしを見せますが、四球、安打が続き、昨日を思い出させるかのような展開となります。打順はクリーンナップに回りますが、中飛で抑え、残すはあと1つ。最後は相手四番打者を空振三振に抑え試合終了。

最終的に【共】2-4【北】で勝利致しました。


2度目のリベンジを果たし、次に控える舞台は、みずほPayPayドーム福岡。

現在、九州四連盟から1校ずつ残っています。

神宮大会出場へのすぐ目の前にあるチャンスを、掴んで離しません。

最後まで、熱い応援の程よろしくお願いいたします。



〜本日のヒーロー〜


左:二者連続三振に打ち取るなど見事な投球でマウンドに帰ってきた川副(3年・長崎日本大学)

右:中継ぎとして登板し打線を封じ勝利投手となった髙山(2年・東福岡)



〜次回の試合のお知らせ〜

全九州大学野球選手権大会準決勝

vs日本経済大学

第2試合16:40試合開始予定

@みずほpaypayドーム福岡


ree

 
 
 

コメント


bottom of page