令和7年度春季リーグ戦第4週2日目vs.西南学院大学
- kitakyubbc6
- 5月4日
- 読了時間: 5分
更新日:5月5日
【令和7年度春季リーグ戦ブログ】
こんばんは。4年マネージャーの岡村です。
令和7年度春季リーグ戦
5月4日(日)vs.西南学院大学の日程が、県営春日運動公園野球場にて行われました。
結果は下記のとおりです。
【西】 011 000 007 | 9
【北】 000 000 300 | 3
【北】木下、髙山、●宮原、柿原、尾嶋淳ー福田、宗
【西】宇戸、小金丸、柳原、日山、○井村ー伊永
この試合を勝たなければ目の前で優勝が決まる今試合。絶対に負けられない、絶対に勝たなければいけない、正念場の試合。神宮に行くためには何がなんでも勝つ思いで、本日も94人全員野球で挑みます。
先発は木下(2年・長崎北)。持ち前の落ち着いた投球で初回を三者凡退に抑えます。
しかし、相手投手も同様に北九大打線を打ち取り、初回は両者3人で終わります。
2回表、相手の主砲に左前二塁打を放たれると犠打で繋がれ、三塁に走者を進められます。その後、中越適時二塁打で先制を許します。
その裏、すぐにでも反撃を仕掛けたい北九大。先頭打者小畑(3年・壱岐)が四球を選び取り出塁すると犠打で繋ぎ、さらに牧(3年・熊本工業)の失策打で一死一・三塁の好機を作ります。しかし、その後の打者が思うように攻撃ができず、凡退、無得点で終わります。
北九大が思うように攻撃ができず模索しているところを西南大は詰めてきます。3回表、四球で出塁を許した走者を安打、死球で繋がれ、さらに内野ゴロ間に1点を追加されます。
その裏の攻撃、中村(4年・佐賀北)が中前安打で出塁するものの後打者が打ち取られ、北九大に苦しい状況が続きます。
しかし、4回表から継投した髙山(2年・東福岡)が流れを変えます。落ち着いた投球で立ち上がり三者凡退に抑え、さらにその後も力強い投球で西南大打線に一歩も下がりません。5割越えの打者にも怯まず、クリーンナップを凡退で抑え、守備から攻撃のリズムを整えます。
2年エース髙山の踏ん張りに野手陣も必死に応えます。
7回裏、代打若松(4年・宮崎商業)が人一倍の気合いと根性を見せつけ、左前安打を放ち先頭打者出塁をします。さらに中村が流石の選球眼で四球、この好機に次打席には代打片山(4年・岡山学芸館)が立ちます。好機に1番強い男はこの場面でも魅せてくれます。邪飛で粘った末捉えた打球を左方向に飛ばし、左前安打とし、きっちり後打者に繋ぎます。その後成尾、小畑と二者連続四球で押し出しで2点を追加します。続く、黒田(2年・福岡大学附属大濠)の左越適時打で3点目を追加、【西】2-3【北】。勝ち越しに成功します。
8回からは宮原(3年・必由館)が継投します。気迫ある投球で相手打線にも動じません。一時危機を招くものの、最後はきっちりと空三振を奪い、この危機を気持ちで無失点に抑えました。
8回裏、追加点の欲しい北九大。糸瀬(4年・香住丘)が最上級生の意地を見せ左前安打を放ち出塁すると、途中出場の後打者品川(4年・広島商業)も黙っていません。本日ノリに乗っている品川は堂々たる背中で左前安打を放ち、4年生がこの正念場で魅せます。最弱世代と言われた我々4年生が神宮とチームへの思いで気持ちで次に次に繋げます。
しかし、この好機も相手投手に打ち取られ、無得点のまま終わります。
9回表、ここを守り切れば勝利し来週に繋げることができます。そんな思いも裏腹、野球の神様は北九大に冷たい風を吹かせます。先頭打者を四球で出塁を許すと、好調の宮原も相手打線に捕まり連続5安打を許します。点差を1点でも少なくして攻撃に繋げたいところでしたが、1アウト取ることも遠く、北九大ナインが必死にもがきます。リーグ戦初登板の柿原(2年・自由ヶ丘)、さらに尾嶋淳(4年・香住丘)に継投します。投手リーダーで、副主将の尾嶋淳の熱い投球でアウトを取ることができ、6点差で攻撃に入ります。
最終回、ベンチ・スタンド全員で立ち向かいます。中村世代はこんなところでは絶対に終わりません。
打順は2番の好打順から始まります。宗(2年・必由館)が初球を捉えるものの遊ゴロに打ち取られます。続く、成尾。今まで危機をバットで救ってきた男は最後も魅せます。綺麗に捉え中前安打で捉え出塁します。続く小畑も粘ったものの内野ゴロ。ニ死三塁、まだ北九大は終わっていません。打席には頼れる2年生打者黒田が立ちます。2球目を捉え中方向に飛びますが、悔しくも中飛に打ち取られ、試合終了。
今試合の敗北をもって、令和7年度春季リーグ戦は西南学院大学が優勝しました。
最後の最後まで誰1人神宮を諦めず、声を切らさず94人全員で戦い抜きました。北九大で神宮に行くことを目指し入部した我々4年生25人の目標は果たすことができませんでした。この目標は頼もしい心強い後輩69人にバトンタッチです。
しかし、今季のリーグ戦は終わった訳ではありません。来週のあと2試合を確実に勝ち、中村世代の集大成を飾れるよう、最後の2戦を94人全力で挑み、北九大野球で北九大らしく勝利を勝ちとります。我々の全員野球、北九大野球の真骨頂を証明して見せます。
最弱世代と言われた4年生25人の最終章です。泣いても笑ってもどれほど過去を悔いても、この94人で戦える最後の試合となります。例え格好悪い形になっても必ず2勝して、村上、吉岩、竹下世代から我々の繋げた北九大野球部を格好良く次の世代へ託せるよう一戦一戦に向かいます。
最後の最後まで私達中村世代への熱い応援の程よろしくお願い致します。
ぜひ最終週、球場へお越しください。
〜次回の試合のお知らせ〜
春季リーグ戦第5週1日目
5月10日(土)vs久留米大学
第3試合15:20試合開始予定
@筑豊緑地野球場
本日はご声援ありがとうございました。
来週以降も引き続きご声援の程、よろしくお願い致します。
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