【第73回九州地区大学体育大会(硬式野球)結果報告】
こんばんは!2年マネージャーの岡村です。
第73回九州地区大学体育大会(硬式野球)
11月5日(日) 第73回九州地区大学体育大会(硬式野球)1、2回戦の日程が、福岡大学野球場にて行われました。
結果は下記の通りです。
〜第1試合〜
vs.近畿大学産業理工学部
【北】020 000 025 | 9
【近】000 000 000 | 0
昨日のインカレ1日目が雨天の為本日に順延となりました。相手は夏季OP戦で大敗した近畿大学産業理工学部。夏季OP戦、さらに教育リーグでの悔しさを晴らすべく、主将稲本(2年・八代清流)を中心に1、2年生で挑みました。
初回、先頭打者東野(1年・嘉穂)が四球、さらに小畑(1年・壱岐)が左前安打を放ち繋げますが、得点には至りませんでした。
先発投手の好投で三者凡退に抑え、いい流れのまま2回表の攻撃に入ります。先頭打者成尾(1年・宮崎大宮)が自身初本塁打を放ち、先制に成功しました。さらに、福田(1年・矢上)、上迫(2年・加計高校芸北分校)が連続安打で出塁します。二塁走者が盗塁を決め、二死二・三塁の好機で打者は小畑。2球目をうまく左前に運び、適時打とし、さらに1点を追加しました。
一方、北九大の守りは安定を見せます。先発投手は少ない球数で相手打線を抑え、8回まで三者凡退で抑え抜く好投を魅せました。また、得点圏に進んだ走者を中堅手東野と遊撃手古賀(1年・東明館)の連携プレーで刺殺するなど投手に負けず野手陣も奮闘しました。
8回表、先発投手の活躍を援護しようと野手陣に再び火がつきます。本日絶好調の活躍を魅せる小畑が3本目となる安打で出塁し、次打者牧(1年・熊本工業)も左前安打で繋げます。続く、坂上(2年・池田学園池田)が完璧な犠打を決め、一死ニ・三塁の好機を作ります。その後投手の制球が乱れ、二者連続四死球を浴び、押し出しと暴投で2点を追加しました。
北九大の流れは止まりません。9回表、先頭打者上迫が四球で出塁します。次打者東野の放った右前安打の際に右翼手が捕球失策をし、そのまま東野が生還し、一挙2点を追加します。さらに猛打賞小畑が中前安打、その後連続四死球により3点を追加し、【北】9-0【近】で引き離します。
9回裏の近代産理の攻撃をきっちり抑え、初戦突破をいたしました。
〜第2試合〜
vs.鹿児島大学
【鹿】010 400 700 3 | 15
【北】004 404 000 0 | 12
この試合を勝利し、明日の試合へ繋げる思いで2回戦目に挑みました。
2回表、鹿児島大の攻撃。先頭打者に死球で出塁を許すと、その後犠打、失策が重なり、先制許しました。
しかし、北九大の打線も黙っていません。初戦でも活躍を放った小畑が4球目を捉え左越本塁打を放ち、同点とします。続く、成尾、久保(2年・九州産業大学付属九州)が連続四死球で出塁で出塁とすると、この絶好の好機で伊藤(2年・新宮)に打順が回ります。捉えた初球は綺麗に放物線を描き、レフトスタンドに入り、自身初本塁打で一挙3点を追加しました。
突き放したと思われましたが、相手もすぐさま追いつきます。4回表、二者連続四球で出塁を許した走者を三者連続安打で返し、さらに二者連続四死球が重なり、4点を失い、1点を勝ち越されます。
北九大も粘りを見せます。直後の4回裏、好調の小畑と伊藤の2人が躍動します。小畑の左前安打、さらに伊藤の左前二塁適時打で四死球で出塁した走者が生還し、4点を追加し、【鹿】5-8【北】で引き離します。
さらに、6回裏、東野が失策打で出塁、続く途中出場の岡田陸(1年・西京)が四球、さらに成尾が失策打で無死満塁の好機が訪れます。ここで糸瀬(2年・香住丘)が進塁打を放ち、1点を追加します。さらに、二者連続四球で、押し出しで1点追加し、なおも好機は続き打者は代打牧。初球を完璧に捉え、左前適時打とし、その間に二塁走者の伊藤が俊足を活かした走塁で生還し、一挙2点を挙げます。
【鹿】5-12【北】の7点差で迎えた7回表の鹿児島大の攻撃。6回から登板していた投手が相手打線に捕えられ始め、この回7被安打7失点で不甲斐無い投球となります。同点とされ、試合が振り出しに戻ります。
球場も徐々に暗くなり始め、ナイターゲームとなります。
1点でも追加し、投手を援護したい野手陣でしたが、相手の細かい継投策に翻弄されます。7回以降捉えることができず、得点の機会が訪れません。
8回から継投した投手が好投を魅せ、追加点を許さないまま試合は延長10回に入り、大会規定によりタイブレークを実施。延長10回、鹿児島大の攻撃。先頭打者に二者連続四球を与え、押し出しで1点を失い、さらに中前適時打で2点を許しました。
2点差で迎えた最終回の北九大の攻撃。走者が三塁まで進塁するものの、三者凡退で抑えられ、【鹿】15-12【北】で惜敗しました。
本日は、教育リーグ全敗での反省を活かし挑みました。結果は2回戦敗退と悔しい結果となりましたが、各々が教育リーグでの課題と向き合い真摯に取り組む姿勢が多く見られました。
本日を持って九州インカレの全日程を終え、令和5年の全ての試合を終了致しました。
この1年間、良い時も上手くいかない時もありましたが、変わらず温かいご声援を頂きまして、誠にありがとうございます。厳しい冬練に耐え、また一回り二回りも成長し、春を迎えます。今後とも北九州市立大学硬式野球部への厚い応援の程よろしくお願い致します。
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