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北九大で良かった

No.7 鹿山惇生(長崎南山高校)


『北九大で良かった』



「北九大で良かった。」

この一言に、4年間すべてが詰まっています。

何度も、あと一歩でした。

手を伸ばせば届きそうだった神宮への切符は、そのたびに目の前で消えていきました。歓喜の輪の外で、胴上げされる瞬間を6度見届けました。悔しかった。苦しかった。


2025年春季リーグ戦。

2歳から続けてきた野球人生、最後の挑戦。全国への切符をかけた試合に敗れた瞬間、涙が止まりませんでした。込み上げてきたのは、悔しさだけではなく、両親への感謝。毎日一緒に泥だらけになった仲間の顔。そして、やり切ったという誇り。全てが一気に押し寄せました。後から写真を見返すと、品川が肩を貸してくれていました。仲間がいたからこそ、最後まで戦うことができました。時には、仲間にきつい言葉をぶつけたこともあります。本気だったからこそ、ぶつかった。本気だったからこそ、悔しかった。それでも、最後まで一緒に戦ってくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。


かずと。

たくさんのものを背負わせてしまいました。かずとがキャプテンで本当に良かった。あの背中に、何度も救われました。本当にありがとう。


この最高のメンバーで神宮に行きたかった。あの景色を、みんなで見たかった。それだけが、唯一の心残りです。


でも、ここまで本気で泣けるほど、ここまで本気で悔しがれるほど、ここまで本気で仲間を想えるほど、そんな時間を過ごせたことが、何よりの誇りです。


後輩のみんなへ。

悔しさを知っているチームは、強い。これだけ悔しい思いを重ねてきた北九大は、絶対に強い。どこにも負けない団結力と実力で、必ず神宮へ行ってください。最後の1アウトまで、全員で戦い抜いてください。北九大野球を、必ず全国に見せつけてください。


春、やり返してください。

心の底から応援しています。


最後に。

これまで支えてくださった指導者の皆様、保護者の皆様、そして北九大野球部に関わってくださったすべての方々へ。どんなときも背中を押し続けてくださり、本当にありがとうございました。北九大野球部で野球ができたことを、心から誇りに思います。


北九大で良かった。


本当に幸せでした。



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