こんばんは!
3年マネージャーの久原です。
全九州大学野球選手権大会予選トーナメント1日目
10月21日(土)vs.九州共立大学の日程が
FITスタジアムにて行われました。
結果は以下の通りです。
【共】020 002 100 | 5
【北】000 100 003 | 4
【北】○川﨑、生田惇ー鹿取
【共】●稲川、伊波、木村仁、小中、
田中翔ー笹原
北九大を日頃の練習から公式戦まで、ずっと背中で引っ張り続けた4年生の2枚看板、川﨑(4年・佐賀北)と生田惇(4年・大津)と挑む、勝ち残りのトーナメント戦。
なんとしてでも勝利し、1日でも多く4年生と野球を続けたい一心で組まれた、本日の試合前円陣は学生コーチの荷川取(3年・首里)の「敗者の復活はない、チーム一丸となっていこう」という一声で始まりました。
本日も初回にマウンドにたったのは半年間背番号18番を背負い続けた川﨑でした。
初回、0点におさえますが2回表、連打を浴びます。自チームの失策が相まって走者を進塁させてしまい2失点します。
ですが、ここはエースの意地をを見せます。
その後の回を完璧に抑え、5回終了まで
4被安打5奪三振とします。
一方、野手陣は初回河野(3年・日向学院)が四球で出塁するとすぐに盗塁を決め、送球間に三塁まで進塁、先制の好機と思われましたが、あとが続かず。
その後の回も三者凡退に抑えられ3回裏まで無得点とされます。
しかし4回裏、盗塁と好守備でチームに勢いを呼び寄せた河野にここで一打が出ます。
すかさず盗塁を決めると小畑(1年・壱岐)が左前に痛烈な打球を放ち、1点を返します。
6回表、二死無塁の状態から川﨑が相手打線に捕まり始めます。四球と疑投で二死二塁とすると
そこから連打を浴び2点の追加点を許しました。
相手投手は5人で継投策を講じ、北九大打線を封じ込め、得点の好機すら与えません。
ここまで1人で投げてきた川﨑は7回表にも1失点、計5失点したところでマウンドを降ります。
球場から大きな拍手が鳴り響く中、1年生の時から切磋琢磨し合い、4年間、共に闘ってきた生田惇に後を託しました。
生田惇は登板してすぐ二者連続三振とし、力強い投球で北九大に流れを引き寄せます。
北九大は4回裏に1得点して以降、8回裏まで無安打と苦しい状況の中、9回表、守備から入った東野(1年・嘉穂)が気迫のこもった守備で生田惇を援護します。
【共】5-1【北】で迎えた9回裏。
ここから反撃が始まります。
本日、走攻守で輝きをみせている河野が四球を選び取り、出塁します。
続く中村一(2年・佐賀北)が中堅手の頭上をゆうに超える中越二塁打を放ち、無死二、三塁。
そして、本日適時打を放っている小畑がまたもや捉えます。捉えた球は左前適時二塁打となり一気に2点を返します。
すると、4年生2人の気持ちのこもった球を受け続けてきた、正捕手、鹿取(3年・大村)が粘った末に四球を選び一死一、二塁とすると、先程華麗な守備をみせた東野がみんなの思いをバットに乗せて右前に安打を放ち、一死満塁と勢いは止まりません。
次打者で三飛に倒れますがなおも二死満塁。
ここで代打に起用されたのは苦しい時ほど笑顔と声でベンチを盛り上げ続けてきた鹿山(2年・長崎南山)でした。
5球目で死球を浴び、押し出しで1点追加、ついに1点差にまで詰め寄ります。
続いて打席には北九大1の漢、副主将の宮本(3年・防府商工)がたちます。満塁の状態で一打でればサヨナラ勝ち。全員が勝利の瞬間を待ち望んでいましたが、彼のバットは空を切り、試合は終了。
逆転とはならず、惜敗致しました。
本日をもって北九大の秋は閉幕となりました。
昨春には準優勝し、目前で神宮大会を逃した悔しさを今季に全てぶつけました。
1勝の重みをどこの大学よりも痛感し、
挑んだ秋のリーグ戦では3位となり、全九州大学野球選手権大会予選トーナメントへの出場権を獲得はしたものの、5勝5敗と必ずしも納得のいく結果とはなりませんでした。
リーグ戦終了後、下剋上を起こすべく、本日まで各々が課題と向き合い、朝早くから夜遅くまで練習に励んできました。
本日の悔しさを来年の春にはらす為に、
この冬、また1から練習に取り組みたいと思います。
皆様、今季も最後まで熱い応援をありがとうございました。
皆様の応援が選手の背中を押し、力となりました。
納得のいく結果には至りませんでしたが、
この悔しさを糧に来年の春をむかえたいと思います。
〜次回の試合のお知らせ〜
10/28(土)
vs久留米大学S
13:45~試合開始
📍久留米大学藤山球場
引き続き北九大野球部を何卒よろしくお願い致します。
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